星野道夫さんの作品との出会い、感想や知りたいことなどなど、コメント・質問をお寄せください。いただいたコメント・質問はすべて星野直子さんにお渡しします。
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uemura haru (月曜日, 11 6月 2012 18:44)
初めまして、私は1992年の星野さんの写真展で星野さん自身が写真の説明をされているの見てからのファンです、真摯で優しい口調で説明をされて、すぐに写真集を買ってサインをしていただき帰ったところ、名字が違っていて、でもそれは私の宝物となりました。酷寒の中や厳しい自然の中での撮影は苦労された事と思います、でもその思いが見る側にダイレクトに伝わってきた作品でした。一番好きな作品は、白フクロウが翼を小さく広げて、雛をいたわるように餌を食べさせている作品が好きです、あれは星野さんも白フクロウと同じ目線で腹這いになりながら写真を取られた事と思います。 星野さんは、自然や動物たちの代弁者であり、命について真っ正面から向き合って来られた人であり、それを私たちに分かりやすく話された人でした。時々今の日本について、星野さんはどのように考えるのかな?と聞いてみたくなります。 星野さんの訃報は昨日の事のように覚えています、娘の12才の誕生日でしたが、何もする気がなくなり日本が世界で誇れる人、自然界においても人間界においても大切な人を失くしてしまった思いで一杯でした。確かその翌年でしたか、道東に追悼公演で幼いお子さんを連れて来られた直子さんを遠くから見て、涙が止まらなかったでした。 その直子さんから星野さんの事を聞く事が出来ることが、今はただ感謝です。 どうぞ体調に気をつけてお越しください。
おおした (火曜日, 05 6月 2012 19:53)
ある写真家がヒグマの事故により急逝した…というニュースをきいたのは、ある年の自分の誕生日のことでした。その頃は、私自身の自然や自然とともに生きる人々への興味は浅く、お名前をきいてもピンともこなかったのが正直なところです。ところがその後、星野道夫さんとご縁のある方々、星野さんの講演や著書などから多くを得た方々との出会いがつづきました。そしてある日、友人が1冊の本を貸してくれました。その本の中には、自分の知りえないいくつもの風景や世界があり、心に残る言葉の数々がつづられていました。中でも、あるページにつづられていた一文は、その頃の自分の心境にあまりにも重なるところがあり、おおきな励ましにもなりました。 それから、星野さんの本や写真集が何冊か、自分の書棚にも並ぶようになったのですが、数年後、あの一文をまた読みかえして今度はメモでもしておこう!と思い、「これだったよなぁ」と思う本を手にしました。 …が、あの一文が見つからないのです。それきり、あれがどの本のどこに綴られていたのか、しばらくの間さがしてはあきらめ、また思い出してはさがして、あきらめ…しているうちに5年以上(いや、もっと?)たってしまいました。 そんなことを誰にも話してはいなかったのですが、このあいだある本屋のオーナーさんに「実は、こんな一文をさがしていて…」とお話しする機会がありました。ですが、星野さんの言葉をたくさん心に留めていらっしゃるオーナーさんも、さすがにその場では見つけることはできず、また心にひっかかったままあきらめることになりました。 ところが。 それから数週間後のつい先日。 以前「これだよなぁ」と取り出した本を再び自分の書棚から取り出し、改めて読み返していたのですが。 (その本はこれまでにも読み返していたのですが…) あったのです。 その一文が。 でも。実はその一文は、自分がかつて受けとめて心に刻んでいた文章とは、すこし違っていました。いや、文章は違わないのだと思うのですが、たぶん受けとめる私の心もちが変わっていたのだと思います。あのときの衝撃とは違って、「うんうん。そうだよなぁ」とあっさりと自分の中を流れてしまいました。 でもまた違う言葉の数々が、自分の中に残ったような気がします。 そんなことがあったところに、このたびの直子さんの講演を知り、(夜なので)子ども達をなんとか誰かに預けて、ぜひとも出かけていこう!と思っているところです。 たぶん出かけていけると思うので、楽しみにしております。 長々と失礼いたしました。 ちなみに、 講演などでご紹介いただくようなものではないと思っています。
このサイトは2012年6月開催の、スライドと講演「星野道夫と見た風景」のためにヒマラヤ圏サパナが制作しました。このサイトに掲載されている「撮影:星野道夫」写真の著作権は全て星野道夫事務所に帰属します。© NaokoHoshino MichioHoshinoOffice All rights reserved.
ヒマラヤ圏 サパナ 〒062-0932
札幌市豊平区平岸2条7丁目1-11-402
uemura haru (月曜日, 11 6月 2012 18:44)
初めまして、私は1992年の星野さんの写真展で星野さん自身が写真の説明をされているの見てからのファンです、真摯で優しい口調で説明をされて、すぐに写真集を買ってサインをしていただき帰ったところ、名字が違っていて、でもそれは私の宝物となりました。酷寒の中や厳しい自然の中での撮影は苦労された事と思います、でもその思いが見る側にダイレクトに伝わってきた作品でした。一番好きな作品は、白フクロウが翼を小さく広げて、雛をいたわるように餌を食べさせている作品が好きです、あれは星野さんも白フクロウと同じ目線で腹這いになりながら写真を取られた事と思います。
星野さんは、自然や動物たちの代弁者であり、命について真っ正面から向き合って来られた人であり、それを私たちに分かりやすく話された人でした。時々今の日本について、星野さんはどのように考えるのかな?と聞いてみたくなります。
星野さんの訃報は昨日の事のように覚えています、娘の12才の誕生日でしたが、何もする気がなくなり日本が世界で誇れる人、自然界においても人間界においても大切な人を失くしてしまった思いで一杯でした。確かその翌年でしたか、道東に追悼公演で幼いお子さんを連れて来られた直子さんを遠くから見て、涙が止まらなかったでした。
その直子さんから星野さんの事を聞く事が出来ることが、今はただ感謝です。
どうぞ体調に気をつけてお越しください。
おおした (火曜日, 05 6月 2012 19:53)
ある写真家がヒグマの事故により急逝した…というニュースをきいたのは、ある年の自分の誕生日のことでした。その頃は、私自身の自然や自然とともに生きる人々への興味は浅く、お名前をきいてもピンともこなかったのが正直なところです。ところがその後、星野道夫さんとご縁のある方々、星野さんの講演や著書などから多くを得た方々との出会いがつづきました。そしてある日、友人が1冊の本を貸してくれました。その本の中には、自分の知りえないいくつもの風景や世界があり、心に残る言葉の数々がつづられていました。中でも、あるページにつづられていた一文は、その頃の自分の心境にあまりにも重なるところがあり、おおきな励ましにもなりました。
それから、星野さんの本や写真集が何冊か、自分の書棚にも並ぶようになったのですが、数年後、あの一文をまた読みかえして今度はメモでもしておこう!と思い、「これだったよなぁ」と思う本を手にしました。
…が、あの一文が見つからないのです。それきり、あれがどの本のどこに綴られていたのか、しばらくの間さがしてはあきらめ、また思い出してはさがして、あきらめ…しているうちに5年以上(いや、もっと?)たってしまいました。
そんなことを誰にも話してはいなかったのですが、このあいだある本屋のオーナーさんに「実は、こんな一文をさがしていて…」とお話しする機会がありました。ですが、星野さんの言葉をたくさん心に留めていらっしゃるオーナーさんも、さすがにその場では見つけることはできず、また心にひっかかったままあきらめることになりました。
ところが。
それから数週間後のつい先日。
以前「これだよなぁ」と取り出した本を再び自分の書棚から取り出し、改めて読み返していたのですが。
(その本はこれまでにも読み返していたのですが…)
あったのです。
その一文が。
でも。実はその一文は、自分がかつて受けとめて心に刻んでいた文章とは、すこし違っていました。いや、文章は違わないのだと思うのですが、たぶん受けとめる私の心もちが変わっていたのだと思います。あのときの衝撃とは違って、「うんうん。そうだよなぁ」とあっさりと自分の中を流れてしまいました。
でもまた違う言葉の数々が、自分の中に残ったような気がします。
そんなことがあったところに、このたびの直子さんの講演を知り、(夜なので)子ども達をなんとか誰かに預けて、ぜひとも出かけていこう!と思っているところです。
たぶん出かけていけると思うので、楽しみにしております。
長々と失礼いたしました。
ちなみに、
講演などでご紹介いただくようなものではないと思っています。